朝シャンの仕掛人は「花王」尾崎元規氏だった

1980年代、「朝シャン」という言葉ができ、若い女性を中心に朝シャンプーしてから出社、通学することを習慣化させ、新築戸建て物件には朝シャン用の洗面所まで登場しました。
言葉で人の習慣が一気に変わりました。
一方ヘアサロンでは、1970年代まではシャンプーブローだけでヘアサロンを利用している人も多くいましたが、「朝シャン」が浸透してからはシャンプーブローの利用率も従来の1割程度になり、売り上げのポートフォリオが変わってきました。
まさに今、人の習慣が変わりつつあります。
昨対の売り上げで上昇している上位は
▼うがい薬
▼除菌スプレー
▼パンケーキミックス
減少しているのは
▼日焼け止め
▼マスカラ
▼ファンデーション
独自性の低い商品やサービスは従来値下げをし価格やクーポンで人を集めてきましたが、これからの時代は使う頻度や、使い道、「情緒的価値」にフォーカスしたサービス設計、商品開発設計、プロモーション設計が良いと考えています。
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